旬の植物が持つ癒しの力
素朴美容の本でもご説明しましたが、その季節の旬なボタニカル(植物)エキスをおすすめしています。旬の植物には、その季節を乗り越え、体調を整える知られざる効果が秘められているからなのです。
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例えば初夏はドクダミ化粧水、秋はヘチマローション、冬なら日本酒化粧水、といった具合です。

↑私の拙著、「素朴美容、はじめました。」でも、月ごとに旬のボタニカル化粧水をご紹介しています。
夏の美容水、スイカ
今回ご紹介する山澤清 ジューシー スイカローションは、だから夏におすすめなんです。スイカが属する瓜の類は、きゅうり、冬瓜など夏野菜がほとんど。食べると夏にこもりがちな熱を逃がし、からだを潤す良質な水分を補給します。

確かにしっかりスイカやきゅうりを食べていると、夏バテしにくいように感じます。
この作用は化粧水としてつけても同様。日差しによってほてった肌をクーリングし、脱水状態の肌に質の良い水分を補給します。
抗酸化作用のあるリコピンのなかでもスイカに含まれるリコピンは特に強力。なのであらゆる肌老化の原因である酸化をしっかりブロックしてくれます。
さらに血流をよくするなどの美容効果で知られるシトルリンもたっぷり。だから冷房で冷えた皮膚に血流を呼び戻し、健やかな肌に導いてもくれます。
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手に取ると、無色透明なのですが、肌につけると思いっきりスイカの香り。なんかこの香りだけで元気になっちゃいます♪
「肌は夏に老化する」と言われますが、スイカはそんな夏にぴったりのボタニカルエキスなんです。
そしてそしてこのスイカローション、つけていると汗疹や汗負けのかゆみがやわらぐ気がするんです。
毎夏このかゆみに悩まされる私にはありがたい副効果! やっぱり旬の植物には、その季節の身体や肌が必要とする成分が含まれているんだなぁ、っと感動してしまいました。
山澤清さんは自然な方法でなるべくナチュラルで素朴なコスメを手づくりされている方。肌の弱い家族のために化粧品をつくりはじめたといいます。
そういえば日本には、ゆず湯や菖蒲湯など、季節の植物をお風呂に入れて楽しむ習慣がありました。
12ヶ月を楽しむハウスオブローゼの入浴剤
そんな習慣を反映した入浴剤が発売されます。

発売は10月26日(いいおふろ)とまだ先なのでリリースしか手もとにないのですが。ハウスオブローゼの「日本の四季湯」全12種 各300円です。
ラインナップは以下の通り。
《春》
3月 よもぎの香り(徳島県産ヨモギ葉エキス配合)
4月 桜の香り(四国産ソメイヨシノ葉エキス)
5月 しゃくやくの香り(奈良県産シャクヤク根エキス)
《夏》
6月 どくだみの香り(岐阜県産ドクダミエキス)
7月 桃の香り(山梨県産モモ葉エキス)
8月 はっかの香り(北海道産ハッカ枝/葉エキス)
《秋》
9月 りんごの香り(青森県産リンゴ果実エキス)
10月 しょうがの香り(高知県産ショウガ根エキス)
11月 みかんの香り(四国産ウンシュウミカン果皮エキス)
《冬》
12月 ゆずの香り(高知県産ユズ果実エキス)
1月 松の香り(三重県産アカマツ葉エキス)
2月 椿の香り(長崎県五島産ツバキ花エキス)
それぞれの月にどんな植物が当てられているか見るだけでも楽しい♪ 発売が楽しみです。
まとめ
その季節に力強く萌え出る植物には、肌を、身体を、心を癒すパワーがあります。四季をたのしみながら、旬のボタニカルエキスを肌に注ぎ込んで元気な肌を保ちましょう。
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